ベルルッティの財布や靴が持つ独特の色彩美「パティーヌ」。その芸術的な仕上がりに憧れを持つ方は多いでしょう。しかし、その一方でベルルッティのパティーヌに関する料金体系は少し複雑で、疑問も多いのではないでしょうか。
例えば、パティーヌの初回は財布なら無料なのか、もしそうならパティーヌカードは必要なのか、といった基本的な情報から、染め直しの料金やメンテナンス料金、さらにはパティーヌの色変えは可能なのか、購入後しばらくしてからパティーヌを後から依頼できるのか、といった具体的な疑問まで様々です。また、特別な輝きを放つゴールデンパティーヌの価格や、正規店での詳しいメンテナンス内容についても知りたいところです。
ちなみに、私は看護師として長年医療現場に携わっており、職業柄、持ち物には特に清潔感を意識しています。ベルルッティのような日々手に触れる革製品だからこそ、美しく清潔に保つための知識は非常に重要だと考えています。
この記事では、そうした視点も交えながら、パティーヌの料金からメンテナンスの実態まで、網羅的に解説していきます。
- 初回無料や2回目以降のパティーヌ料金
- 色変えや後から依頼する場合の費用と注意点
- ゴールデンパティーヌなど特別仕上げの料金
- メンテナンスや修理にかかる料金の目安
ベルルッティ パティーヌ 料金サービスの基本
- 初回パティーヌは無料?適用条件を解説
- 2回目以降のパティーヌ(染め直し)料金の目安
- 財布におすすめの人気カラーラインナップ
- パティーヌは後からでも依頼できる?注意点と費用
- パティーヌの色変えは可能?制限と料金について
初回パティーヌは無料?適用条件を解説

ベルルッティの製品、特に財布や靴を購入する際に最も魅力的な特典の一つが、初回のパティーヌが無料で受けられるサービスです。
これは、ベルルッティが製品を単なる「モノ」としてではなく、所有者と共に成長していく「パートナー」として捉えているからです。購入者が好みの色を選ぶことで、世界に一つだけのパーソナルなアイテムが完成する、その最初のステップをブランドが提供してくれます。
具体的には、財布などの革製品を購入した際に、約40色の中から好きなカラーを選んで染色を依頼できます。このサービスは、ヴェネチアレザーやアリゲーターレザーといった特定の素材の製品が対象です。ちなみに、靴の場合は「パティーヌカード」が渡され、これを利用して後日サービスを受けることも可能ですが、財布などの革小物は購入時または購入直後にその場でオーダーするのが基本となります。
初回無料サービスの注意点
この初回無料の特典は、原則として購入当日、または直後の依頼に限られます。数日経過してから依頼すると、店舗の判断によっては無料サービスの対象外となり、有料での案内となる可能性があるため注意が必要です。購入を決めたら、その場でカラー相談まで済ませておくのが最も確実と言えるでしょう。
2回目以降のパティーヌ(染め直し)料金の目安
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愛用しているベルルッティ製品の色をリフレッシュしたい場合、2回目以降のパティーヌ(染め直し)も可能です。ただし、この場合は有料のサービスとなります。
料金が有料となる理由は、パティーヌが熟練した職人による手作業であり、非常に高度な技術と時間を要するためです。特に一度使用された革は、表面の油分や汚れ、傷の状態によって染料の入り方が変わるため、新品の革に染色するよりも難易度が高くなります。
気になる料金ですが、ベルルッティでは明確な定価を公表していません。製品の状態やサイズ、希望する色によって個別に見積もりが出されます。一般的な目安として、以下の料金を参考にしてください。
アイテム | 料金目安 |
---|---|
財布・革小物 | 15,000円 ~ 30,000円程度 |
シューズ | 20,000円 ~ 40,000円程度 |
バッグ | 24,200円 ~ (サイズによる) |
上記はあくまで基本的なカラーの場合です。後述する特殊なカラーを選ぶと、追加料金が発生することがあります。また、納期は国内の職人対応で通常2週間~4週間ほど見ておくと良いでしょう。
財布におすすめの人気カラーラインナップ

ベルルッティのパティーヌには約40種類ものカラーがあり、どれを選ぶか迷うのも楽しみの一つです。ここでは財布におすすめの、人気と実用性を兼ね備えたカラーを紹介します。
定番で楽しむ「ブラウン系」
まず、多くの人に選ばれているのが「タバコ」や「ハバナ」といったブラウン系のカラーです。革本来の風合いを最大限に活かし、時間が経つほどに深みを増していく経年変化は、まさに“革を育てる”楽しみを実感させてくれます。ビジネスからカジュアルまでシーンを選ばない汎用性の高さも魅力です。
個性で魅せる「ブルー・グリーン系」
他ブランドでは見られない独特の色合いで個性を演出したいなら、ブルー系やグリーン系がおすすめです。特に深い藍色の「インディゴ」や、翡翠のような「ターコイズ」は、光の加減で表情を変えるアーティスティックなカラー。ファッションの差し色としても活躍します。
パティーヌは後からでも依頼できる?注意点と費用

「購入時には色を決めきれなかった」「しばらく使ってから色を入れたい」という場合でも、ベルルッティのパティーヌは後から依頼することが可能です。
この柔軟性は大きなメリットですが、後から依頼する場合にはいくつか注意すべき点があります。
後から依頼する際の注意点
- 有料になる可能性:初回の無料特典は購入時・直後に限られるため、後日の依頼は有料(15,000円~)になることがほとんどです。
- 仕上がりの違い:使用後の革には手の脂や汚れが付着しており、染色の妨げになることがあります。これにより、色が均一に乗らなかったり、ムラが出たりする可能性があります。
- 受付不可の場合も:製品の状態や店舗の方針によっては、後からのパティーヌを受け付けていない場合もあります。
後からの依頼を検討する際は、まず購入店舗または最寄りのブティックに製品を持ち込み、対応可能か、料金はいくらかを相談することが不可欠です。リスクも理解した上で、自分だけのタイミングでカスタマイズを楽しみましょう。
パティーヌの色変えは可能?制限と料金について

現在使用している色から別の色へ変更する「色変え」にも対応しています。これにより、気分を変えたい時や、元の色が褪せてきたタイミングで新たな表情を楽しむことができます。
ただし、色変えにはいくつかの制約と注意点が存在します。最も重要なのは、元の色よりも薄い色への変更は非常に難しいという点です。パティーヌは絵の具を塗り重ねるように染色するため、濃い色の下地があると、その上に明るい色を乗せても綺麗に発色しません。
色変えの成功例と失敗例
- 成功しやすい例:ブラウン系 → バーガンディ系、ネイビー系 → ブラック系など、同系色でトーンを変えたり、より濃い色へ変更する場合。
- 難しい例:ブラック → ベージュ、ダークグリーン → イエローなど、濃色から淡色への変更。
料金は通常の再パティーヌと同様、15,000円あたりからが目安となりますが、希望する色の複雑さや製品の状態によって変動します。まずは店舗に製品を持ち込み、色変えが可能かどうか、そして料金はいくらになるかを見積もってもらう必要があります。
ベルルッティ パティーヌの応用とメンテナンス料金
- 特別仕上げ「ゴールデンパティーヌ」の料金と特徴
- 店舗による料金やサービス内容の違いは?
- 長く愛用するためのメンテナンス料金とは
- 革の破損やほつれに対応する修理料金の目安
- 総括:ベルルッティ パティーヌ 料金を徹底理解
特別仕上げ「ゴールデンパティーヌ」の料金と特徴

通常のカラーパティーヌとは別に、ベルルッティには「ゴールデンパティーヌ」や「シルバーパティーヌ」といった特別な仕上げが存在します。
これは、製品に刻まれたカリグラフィ(スクリット)の部分に、ゴールドやシルバー、ローズゴールド、ターコイズといった特殊な染料を施すオプションサービスです。この仕上げを施すことで、製品が一気に華やかでラグジュアリーな雰囲気をまといます。
この特別仕上げは、基本的に有料オプションであり、料金は対象アイテムや色の種類によって異なります。 シンプルなゴールデンパティーヌでも20,000円~30,000円程度からとなり、複雑なデザインや複数の色を使う場合は50,000円を超えることもあります。
期間限定の無料キャンペーンも
見逃せないのが、百貨店のイベントなどで期間限定で無料キャンペーンが実施されることがある点です。伊勢丹新宿店などで過去に開催された例があり、この期間中に対象商品を購入すると、無料でゴールデンパティーヌを施してもらえることがあります。こうしたキャンペーン情報をチェックしておくと、よりお得に特別な一品を手にできるかもしれません。
店舗による料金やサービス内容の違いは?

ベルルッティのサービスは、基本的には全店舗で共通の品質基準ですが、実際には店舗によって取り扱い内容や体制が異なる場合があります。
例えば、主要都市の旗艦店では専門のカラーリストが常駐していることが多く、その場で色の詳細な相談や複雑なオーダーが可能です。一方で、比較的小規模な店舗ではカラーリストが不在の場合もあり、特殊な依頼は一度製品を預かり、専門チームへ送付する形になるため納期が長くなることがあります。
料金設定に大きな差はありませんが、店舗限定のキャンペーン(特定のパティーヌが無料になるなど)が開催されることもあります。希望するサービスや相談内容が専門的なものであるほど、事前に訪問予定の店舗に電話で確認しておくのが賢明です。
長く愛用するためのメンテナンス料金とは

ベルルッティの製品は、適切なメンテナンスを行うことで、何十年と使い続けることができると言われています。逆に言えば、メンテナンスを怠ると、革が乾燥してひび割れたり、色が褪せてしまったりする可能性があります。
特に、財布は日常的に何度も手に触れるアイテムです。看護師としての経験からも、革製品は見た目の美しさだけでなく、衛生面でも清潔に保つことが重要だと感じています。定期的なクリーニングは、革を長持ちさせるだけでなく、安心して気持ちよく使い続けるための大切な習慣と言えるでしょう。
正規店では、状態に応じた様々なメンテナンスメニューが用意されています。
メンテナンス内容 | 料金目安 | 内容 |
---|---|---|
クリーニング・保湿 | 5,000円 ~ 10,000円程度 | 表面の汚れを落とし、専用クリームで革に栄養を与える基本的なケア。 |
再パティーヌ(染め直し) | 15,000円 ~ | 色褪せを補修し、新品に近い色合いを蘇らせる。 |
定期的なメンテナンスは、製品を美しく保つだけでなく、その価値を維持するためにも不可欠です。少なくとも年に一度は専門家に見てもらうことをおすすめします。
もし使わなくなったベルルッティ製品をお持ちなら
「メンテナンス費用をかけてまで使い続けるか迷っている」「新しいモデルに買い替える資金にしたい」そんな風に考えているベルルッティ製品が、クローゼットに眠っていませんか?
ブランド品専門の宅配買取サービスなら、自宅にいながら、面倒な手間なく無料で査定を依頼できます。思いがけない価格がつくこともあるかもしれません。
革の破損やほつれに対応する修理料金の目安

万が一、製品が破損してしまった場合でも、ベルルッティでは様々な修理に対応しています。諦める前に、まずは正規店へ相談してみましょう。
例えば、財布で多いトラブルと修理料金の目安は以下の通りです。
- ステッチ(縫製糸)のほつれ直し:数千円~
- ファスナーの不具合や交換:10,000円~
- コバ(革の断面)の剥がれやひび割れの補修:数千円~
これらの修理費用は、破損の状態によって大きく異なります。正規店に持ち込んで見積もりを取るのが基本ですが、簡単な修理でも数千円から、複雑なものでは1万円以上かかることも珍しくありません。
高価な製品だからこそ、修理費用もそれなりにかかることを理解しておくことが重要です。しかし、適切な修理を施せば、また何年も使い続けることができます。
総括:ベルルッティ パティーヌ 料金を徹底理解

この記事では、ベルルッティのパティーヌに関する様々な料金体系とサービスについて解説してきました。最後に、本記事の要点をリスト形式でまとめます。
- ベルルッティの財布は購入時に依頼すれば初回パティーヌが無料
- 無料サービスは購入時または直後の依頼が基本条件
- 2回目以降のパティーヌは有料で財布なら1.5万円からが目安
- 使用済みの革は新品と染料の入り方が異なるため仕上がりに差が出る
- 色変えは可能だが濃い色から明るい色への変更は非常に難しい
- パティーヌは後からでも依頼できるが有料対応になることが多い
- パティーヌの対象は基本的にヴェネチアレザー製品
- ゴールデンパティーヌなど特別仕上げは2万円以上かかる有料オプション
- 期間限定の無料キャンペーンが開催されることもある
- 基本的なメンテナンス料金は5千円から1万円程度で衛生面からも重要
- ステッチのほつれなど物理的な修理にも対応している
- 修理費用は状態によるが数千円から1万円以上かかる場合がある
- パティーヌや修理の納期は通常2週間から4週間程度を見込む
- サービス内容や料金は店舗によって若干異なる場合があるため確認が賢明
- 不要になった場合はブランド品宅配買取で売却する選択肢もある
ベルルッティのパティーヌ料金は、決して安価ではありません。しかしそれは、熟練の職人が時間と手間をかけて世界に一つだけの芸術品を生み出すための対価です。その価値を理解し、適切なメンテナンスを施すことで、ベルルッティ製品は一生涯のパートナーとなり得るでしょう。
新しいモデルへの買い替えも一つの選択肢
愛用してきたベルルッティ。メンテナンスも素敵ですが、いっそ手放して新しいモデルの購入資金にするのも賢い方法です。大切な品物の価値を、一度確かめてみてはいかがでしょうか。
この記事は、ベルルッティ公式サイト、三越伊勢丹公式サイト、GQ JAPANの発信情報を参考にし、当サイトのコンテンツ制作ポリシーに則り作成しています。
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